ゴッドファーザー

アイリッシュマンを見てから
なんとなーーーくどこかで
気になっていた作品
ロバートデニーロが出てくるのは
2なんだけど、まずは1の感想を!

思った以上に、、おもしろい!
悔しいけど面白かった
初めはただ単に
組同士の抗争、時々家族模様が描かれてるだけだなあって思ってたけど
マーロン演じるヴィトーが
渋すぎて、かっこよすぎて
途中から作品に入り込んでしまった

以下ネタバレ含む感想です


序盤はヴィトーとファミリーの様子
とにかくいろんな人に頼み事されて
大変そうなのに
みんなの希望を叶えてあげるヴィトー

家族はそれぞれ個性が強いものの
みんなパパには忠実
そして余談だけどママのどっしりした優しさ、
さすがだよなあ
マフィアのドンの奥さんはこうでなくちゃ!
安心感ありまくり

中盤、組同士の抗争の中で
敵に撃たれヴィトーは負傷

ヴィトーがすごい人だってことは
家族全員わかっていたはずなのに
彼がいなくなってしまってから
みんなその大きさを改めて痛感する
優しくて強くて、家族思いで
簡単に代わりがきく存在ではない
ファミリーは動揺しながらも
事態をなんとか収束させようとする

その後ヴィトーは回復に向かう
ドンを撃たれたコルレオーネファミリーは
敵との決着を急ぐが
跡継ぎであるソフィーは血の気が多く
冷静な判断ができない
その様子を見た末っ子の弟マイケルは
これまでの堅気の生活を捨て
自分の手で敵に復讐することを決意する  

はじめは目がくりくりして 
可愛かったマイケル
ケイと同じように純粋で
マフィアとは無縁の生活をしてた
パパも家族もそれを認めてたわけだけど
父親を失うかもしれない、と
意識した瞬間から彼は変わっていく

終盤、ヴィトーに代わりファミリーのドンとなったマイケル
ファミリーのみんなを守るべく
敵にも味方にもこれまで以上に厳しく接するようになる

他の組との抗争が激化する中、
他組のドンの殺害を指示、それらはの甥っ子の洗礼式中に全て実行される  
更にファミリーを裏切り、兄のソフィーを殺意したカルロを殺害 

ヴィトー襲撃に関連のある関係者を全て殺害し、マイケルはゴッドファーザーの地位につく



アルパチーノ、
アイリッシュマンでは散々わがままいって
みんなを困らせた挙句
親友に殺されてしまう哀れなおじいさん、くらいに思ってたけど
この作品では、別格!

可愛い時のマイケルと、
ドンになった後のマイケルの
表情の違い、鋭い目つき、話し方、
その変化に感動してしまった
作品を通して演技が上達し、変化していった、と解説している人もいて
いろんな意味でノンフィクションの要素を感じる

個人的に好きなのが、ロバート演じるトム
いつも余裕がある感じ、
ヴィトーに忠実な姿勢、
弟を想う様子、
全てにおいて完璧

後でも書く予定ですが
トムは2までの出演で3には
出てないんですよね。。
3にも出演予定だったけど、お金の事情で出られなかったとか。。
もし出ていたら、マイケルとトムの組織が対立する様子を描く予定だったとも言われていて
それも是非見たかったなあ〜と思いました

この映画は物語もいいけど
出演者も監督も
当時あまり有名ではなかったにも関わらず
のちに語り継がれる名作になった、
という点が何より感動ポイント

マーロンはデビュー当時
かなりの人気俳優だったものの
そのあといろんなトラブルがあり
後年は映画界で煙たがれる存在だったんですよね
だけどこの作品を通して、また人気が再燃した
この作品をみせられたら
かっこいいと思わずにはいられない、、
彼は1にしか出演してないんですが
2をみても3をみても
ヴィトーって偉大なドンだったんだなあって思うんですよね
出演してないのに意識させられる俳優は
そうそういないと思います。

1の見所はドンになったマイケルの風貌の変化、洗礼式でのなんとも言えない表情、かなあ
シチリアにいる時から少しずつ変化していたけど
戻ってきてからの彼は
間違いなく、コルレオーネファミリーのドンだった
 
1はまだいいんだよなあ
ケイもいるし

悲しいのは2からですね
ただ厳しくするだけでなダメ、
でも優しすぎるとなめられてしまう、
その飴と鞭をうまく使い分けるのは
なかなか難しいですね
パパは本当に偉大だったんだなあ、と
どのシリーズをみても思います



 

m e t e o r

すき と スキの これくしょん 。 ○ 。*〜♥︎。o O . ♦︎ ☆ 〜♡ えいが/かふぇ/りょこう/かめら.etc ♡〜☆ ♦︎ .○ 。*〜♥︎。o O 。